SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

タニウム、Tanium SBOMを発表 オープンソースソフトに潜むサプライチェーンリスクを未然防止

 タニウムは、オープンソースソフトウェアに起因する外部脅威からデジタル資産を保護するためのTanium Software Bill of Materials(以下、Tanium SBOM)を発表した。

 現代のデジタル経済は、オープンソースソフトウェアに支えられているものの、平均的なアプリケーション開発プロジェクトには、80の直接依存関係にまたがって50近くの脆弱性が存在しているという。

 さらに間接的な依存関係はさらに見つけにくく、全脆弱性の40%以上はそこに潜んでいるという。さらに何百万ものオープンソースライブラリが使用されているため、リアルタイムに可視化して修正する機能は、今や必要不可欠なものとなっているとのこと。

 同社の最高製品責任者であるニック・サーパタヌ氏は、ソフトウェアサプライチェーンについて次のように述べている。

 「ソフトウェアのサプライチェーンの脆弱性は、今までの最も破壊的なサイバー事件の内でも中核をなしています。タニウムのSBOMは、エンドポイントデータを活用してソフトウェアの構成を解析して、最近発表されたOpenSSLバージョン3の脆弱性のような弱点を根絶することで、この課題に真正面から取り組んでいます。このように明確にすることが、運用上の軽微な問題となるか、永続的に影響を及ぼす大規模な世界的混乱となるかの違いを意味するのです」

 今回発表されたTanium SBOMは、既知の脆弱性を持つライブラリやソフトウェアパッケージを検出するために、個々のIT資産に存在するソフトウェアに焦点を当てるという。本ソリューションによって、アプリケーションのパッチやソフトウェアの更新、特定のプロセスの停止や影響を受けるアプリケーションのアンインストールなど、適切な対応を迅速に取ることができるとしている。

【関連記事】
タニウム、新設の「アジア太平洋日本地域」責任者に古市氏が就任
タニウム、Microsoft SentinelとTaniumの統合を発表
Splunk、AWS、Broadcomがタニウムなど15社とともにオープンソースプロジェクト立ち上げ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/17099 2022/12/12 16:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング