オープンテキスト(以下、OpenText)は、デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ リスクアドバイザリー(以下、DTRA)と、改正電子帳簿保存法を契機とした電子データ管理における業務変革とリスク管理態勢の高度化を実現するため、協業を開始した。
同協業により、OpenTextは、文書の入手から編集・共有・更新・廃棄といったライフサイクル管理を実現する情報管理プラットフォーム「OpenText Extended ECM」と、デロイト トーマツのAI-OCR「Deep ICR」との連携を中心としたデジタルテクノロジーを活用。契約書や請求書などの電子データ管理における内部統制を含む業務プロセスの最適化を実現するサービスを、DTRAとともに提供するという。
また、上記連携により、全社横断的に関連データを紐づけした電子データ管理の実現が容易に。RPAツールやERP・財務会計システムなどの業務アプリケーションを結合させることで、業務プロセスの最適化やデータドリブンの拡大、電子データの不正利用、改ざん、紛失などのリスクへの対策を一元的に実現するとしている。
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