KDDIは9月1日より、クラウド型セキュリティサービス「Cisco Umbrella」に低価格なパッケージ「DNS Security Essentials」と「DNS Security Advantage」、セキュリティを強化した「Secure Internet Gateway(SIG)Advantage」の3つのパッケージを提供開始すると発表した。
同パッケージの追加により、顧客の環境、ネットワークの規模や予算などに合わせてセキュリティサービスの選択が可能になるとしている。顧客に適したセキュリティ対策によって、オフィスとテレワークのハイブリッドワークを実現するという。

3つのパッケージについて
- DNS Security Essentials:DNSレイヤーセキュリティに機能を絞ったシンプルなパッケージ。既存ネットワーク環境に導入可能であるほか、社外でのモバイル接続時にもユーザーを保護する
- DNS Security Advantage:DNS Security Essentialsへ機能を追加したセキュリティ強化版パッケージ。主な追加機能は「インテリジェントプロキシ(選択的プロキシ)」で、疑わしいサイトへのアクセスはプロキシでアクセスし、SSL(HTTPS)通信を復号して検査できるとしている
- Secure Internet Gateway (SIG) Advantage:現在提供中の「Secure Internet Gateway (SIG) Essential」へ機能を追加した最上位のパッケージ。HTTPS通信の復号化やWebフィルタリングなどのWebセキュリティ「セキュアWebゲートウェイ」を提供するという。「DLP(Data Loss Prevention)機能」によりパケットを監視してブロックすることで、機密情報の紛失、流失の防止など情報漏えい対策を強化できるとしている
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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