NECネッツエスアイは、地域事業者の自治体補助金・助成金活用に関わる各種業務システムをサブスクリプション型サービスとして提供する「事業者申請支援サービス」の利用受付を開始したと発表した。
同サービスは、自治体の行政事務手続きをオンライン化するサービス群の第一弾として提供するというもの。事業者からの補助金・助成金申請に関わる業務をオンライン化するとともに、自治体内の決裁フロー、決済連携等をシームレスに電子化・自動化する。
なお、同社はこのサービスを、Symphonictで提供するマルチクラウド環境を活用した広域共同利用サービスとしても提供する予定だとしている。自治体単独での利用に限らず、複数の自治体が共同で利用する形態での提供も可能にすることで、自治体の導入コストと運用負担の軽減を目指すという。
今後は、同サービスの利用を希望する自治体と先行的に共創実践に取り組み、そこで得た知見をもとに2024年から国内の自治体への本格展開を図るとしている。
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