電通国際情報サービス(以下、ISID)は8月31日、ジャパン・イーエム・ソリューション(以下、JEMS)と業務提携契約を締結した。工場デジタルトランスフォーメーション(以下、工場DX)サービスの企画・提供を通して製造業界向けスマートファクトリー化の推進に共同で取り組むとしている。
同連携によって、製造業界のスマートファクトリー化に必要なリアル(工場)とバーチャル(デジタルあるいは仮想空間)を掛け合わせたソリューションの創出に向け、両社の知見やノウハウをJEMSの自社工場へ導入。生産・製造ラインに実装することで様々な検証を行うという。
両社は2023年8月31日より、JEMSが開発した実践型の生産管理システム「JPRO」を提供開始。2024年には両社が保有するソリューションをJEMSの自社工場へ導入・実稼働させ、工場DXのロールモデルを創出するという。その様子をデモンストレーションし、見学することが可能なショールームを開設するとのことだ。そして2025年には、両社が実現するDX化した工場での検証結果や、ユーザーからのフィードバックを基に新たなソリューションやサービスを共同開発するとしている。
【関連記事】
・富士通・電通・ISIDの3社が協業 第一弾としてエンジニアリングチェーン領域のDX目指す
・ISID、ブロックチェーン開発とNFTの発展に向けKyuzanとパートナーシップ契約締結
・ISID、スマートソサエティセンター新設で自治体DXなど社会課題対応型ビジネスを推進