製造業に関する記事とニュース
-
2020/11/16
製造業DXでは業務プロセス変更が一番のポイント マクニカが見つけたAI導入・DXのコツ
業務変革の支援をするIT企業のマクニカは、製造業向けのAI(人工知能)導入などのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進で最もハードルが高いのは導入初期にあると見る。改革の推進者と製造現場、経営といった組織内で課題を共通認識し、疲弊せずにデータを活用した業務改革をする秘訣を聞いた。
-
2020/04/24
製造業の脅威リスク、他国からの知財の窃取を防げ─マクニカネットワークスに訊く
新型コロナウイルス問題によって全世界が感染の脅威にさらされる状況の中、忘れてはならないのが、もうひとつの脅威──情報セキュリティのリスクだ。ここ数年、企業を狙うサイバー犯罪はますます高度化しており、表面化しない形でのリスクが高まっている。特に留意すべきは、製造業の「知財」が国家ぐるみの犯罪によって窃取されていることだ。この問題について調査をおこなってきたマクニカネットワークスのセキュリティチームに話を訊いた。
-
2020/04/08
東芝、ISID、フロンティアワンの有識者が語る「製造業のDXの本質」とは
製造業は今、デジタルトランスフォーメーション(DX)による変革期にある。AIやIoTなどのテクノロジーによる生産現場の革新だけでなく、事業そのものの構造変化が求められている。こうした中、製造業の現場と経営に知見を持つ有識者による『デジタルファースト・ソサエティ』が刊行された。本稿では編著者の3名へのインタビューを踏まえ、製造業の今後について考えていく。
-
2019/06/24
「製造業ARに競合がいない理由」―PTCのAR事業責任者に訊く
製造現場におけるAR(拡張現実)/VR(仮想現実)技術の活用が進んでいる。IT専門の調査会社であるIDC Japanは2018年6月、世界のAR/VR関連市場規模は年間平均71.6%で成長し、2022年には2,087億ドルに達するとの予測を発表した。日本の成長率は他地域より低いものの、製造業や輸送/運輸業では高い伸びを示す見込みだという。米PTCの年次プライベートコンファレンス「LiveWorx 2019」(会期/6月10日~13日:米ボストン開催)では、ARを活用したメンテナンス業務の最適化...
-
2019/06/19
これが製造業DXのすべてだ!生産ライフサイクル管理からVRまで、全方位で提供
米PTCは6月10日から6月13日までの4日間、米国マサチューセッツ州ボストンにおいて、年次プライベートコンファレンス「LiveWorx 2019」を開催した。近年、PTCは「デジタルとフィジカルの融合による、製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性」を訴えている。今回のコンファレンスでも、IoT(Internet of Things)やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、3Dプリンターといった最新技術を導入し、実際にDXに取り組んでいる同社の顧客事例を多数紹介。中でもARを...
-
2019/04/19
匠の技はARで学べ――PTC、ARを活用したトレーニングコンテンツソリューションを発売へ
PTCジャパンは2019年4月8日、製造現場などの作業内容を、AR(拡張現実)ウエアラブルデバイスで直接記録し、編集できるソリューション「Vuforia Expert Capture(以下、Expert Capture)」に関する説明会を開催した。
-
2013/08/20
ステージゲート・プロセスのハイライト「ゲート会議」とは?
ステージゲート・プロセスのハイライトが、ゲート会議です。ゲート会議でいかに高い質の議論ができるかにより、企業がステージゲート法によって生み出すことのできる効果は、大きく左右されます。今回はゲート会議の運営のポイントについて議論したいと思います。(いままで連載は、こちら)。
-
2013/06/07
研究開発活動を“事業の成功”につなげる「最適ステージゲート・プロセス」
企業の研究開発活動は、通常さまざまな種類のテーマを対象とします。それぞれのテーマに対し、その分類ごとに異なったマネジメントが必要となります。今回の記事では、ステージゲート法におけるテーマの分類を説明し、それぞれのテーマ分類に応じた複数あるステージゲート・プロセスについて解説します。(いままで連載は、こちら)。
-
2013/04/26
3ステップによる「革新的な製品」の創出、ゲートを活用した「戦略の確実な実行」
これまで4回の連載をしてきました。今回からは、ステージゲート法で何ができるのかを考えて見たいと思います。ステージゲート法はどのように生まれ進化していったかの背景、日本企業の失われた20年にとってステージゲート法がどのように役に立つのか、不確実性を前提として事業環境においてステージゲート法がどのように“使えるプロセス”なのか、などを「戦略と実行の整合性」の観点から解説します。(連載の記事まとめは、こちら)。
-
2013/03/15
「顧客の声」を聞くことの“弊害”-不確実性を前提とした「自社・市場レゾナンス」
ステージゲート法は、不確実性を適正にマネジメントする手法ということができ、その点からステージゲート法には、様々な特徴があります。今回は前回に引き続き、ステージゲート法の特徴について議論をしますが、まずはステージゲート法の不確実性に対応する全体フレームワークを提示したます。そのフレームワークを前提としたいくつかの特徴のうち、「積極的な市場との対話」について紹介したいと思います。(連載の記事まとめは、こちら)。
-
2013/02/27
メーカーズベンチャーとITベンチャー、このコラボから生まれる日本の製造業のカタチ
2月16日に東京ベイエリアのテレコムセンターで開催された「第一回samuraiモノフェスティバル」(以下、MONOフェス)に参加して来ました。本記事では、3つのセッションをピックアップし、モノづくり系スタートアップの動向をレポートします。前半は、NHK出版松嶋氏の司会による、ガラポンTVの保田氏とユカイ工学の青木氏による対談の様子をお伝えします。後半は、Skyland Ventures代表パートナー木下慶彦氏の司会による、テラモーターズ徳重氏×フリージャーナリスト井上氏、テラモーター...
-
2013/02/26
“ベストプラクティス”に基づく徹底評価-ステージゲート法は進化するプロセス
前回の記事でも触れたように、ステージゲート法は、技術開発・製品開発を「事業」において成功させるためのマネジメントプロセスです。各ゲートにおいては、徹底して「事業における成功の面」から評価します。技術や製品そのものの完成度を評価するものではありません。今回の記事では、プロセスごとに設けられたゲートでは、どのような視点や軸でテーマを評価するのかを議論したいと思います。(連載の記事まとめは、こちら)。
-
2013/02/07
経営者の意志決定をサポートするステージゲート法-誤解と本質
日本においてもステージゲート法という用語は広く知られていますが、必ずしもその本質が理解されているとは言えません。今回は、日本企業で良く見られるステージゲート法の誤解を紹介し、その後ステージゲート法の本質について考えていきます。
-
2013/01/21
不確実な時代の製品/技術開発を成功に導く「ステージゲート法」とは?
昨年12月、多くの方々から望まれていたステージゲート法のバイブルであるカナダのロバート・G・クーパー教授が著した『Winning at New Products』が、私の日本語訳にて『ステージゲート法 製造業のためのイノベーション・マネジメント』(英治出版)というタイトルで出版することが出来ました。これを機会に、ステージゲート法の本質を、日本の皆さんにお届け出来ればと、本連載を始めることになりました。今回の記事では、ステージゲート法のエッセンスに触れ、日本製造業の現状、今後の取りうる方向性などを...