ベルシステム24ホールディングスは、データマーケティング事業やAIソリューション開発を手掛けるシンカーが発行する株式の70％を取得し、子会社化すると発表した。
これによりベルシステム24グループは、コンタクトセンターに蓄積される顧客の声（以下、VOC）に加えた顧客接点のデータを利活用することで最適なCX（顧客体験）を実現する「マーケティングBPO」を推進するという。両社での主な取り組みは以下のとおり。
データマーケティング事業でのサービス開発
- データマーケティング領域におけるBPO体制の構築
- 「個客」ごとに最適化された販促・営業活動および顧客対応に向けたVOC活用によるAI予測モデルの開発
データマーケティング領域での人材育成
- ベルシステム24グループ内でのデータエンジニア・データアナリスト、マーケティングプランナーなど専門スキルを持つデジタル人材の育成強化
今後、新たに進める共同サービスの開発・提供などにより、マーケティングBPO事業として、2027年度末までに100億円の売上創出を目指すとしている。
【関連記事】
・マルチブック、BPOサービス「海外クラウド経理部」提供開始 アズビルなどが採用
・日本IBM、全社のDXを推進する「次世代型BPOサービス」を発表 SCMやCRMも幅広く受託
・NEC×しんきん情報サービス、2つのOCR活用した「為替BPOサービス」の稼働を来春には2倍に
