NTTデータとSMBCコンシューマーファイナンスは、ローンデジタルプラットフォームのサービス提供を10月23日より開始した。愛媛銀行をファーストユーザーとし、三十三銀行への提供を2024年春に計画しているという。
同プラットフォームは、複数金融機関・複数保証会社間の伝送、審査リトライを自動化。個人向けローンにおける電話・郵送・FAX等の旧来業務のデジタル化およびローン申込者の顧客体験の向上や業務効率化を支援するという。SaaS型サービスのため、金融機関・保証会社は月額の利用料のみで利用可能。愛媛銀行は、同サービス採用により顧客に対してデジタルサービスを提供し、成約率の向上および事務経費・システムコストの削減を目指しているとのことだ。
両社は今後、全国の金融機関および保証会社に広く利用してもらえる公共的なプラットフォームにすることを目指し、5年で金融機関35社、保証会社10社への提供に向けて営業活動を展開するとしている。
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