キンドリルジャパン(以下、キンドリル)は、ソニー生命保険の業務運営を支えるメインフレーム運用の自動化を支援するため、キンドリルの自動化プラットフォームである「CACF(Cloud Automation Community Framework)」をホスト依頼業務に採用し、4月より本格的に利用開始したと発表した。
今回刷新されたホスト依頼業務は、メインフレームのバッチジョブ実行やアプリケーションリリースに関する作業依頼をオペレーターにて行うもの。従来、IT技術者が依頼書起票または電話により連絡を行い、それをオペレーターが受けて依頼作業を実施しており、1ヵ月あたり約1,000件の業務が発生していたという。
新システムでは、IT技術者はチケットを発行することで、キンドリルのM&E(Monitoring & Event as a service)やCACFを介して、ホスト依頼業務を自動で行うことが可能。自動化を実現したことにより、大部分の作業をIT技術者がセルフサービスで行えるようになり、業務のスピード化、効率化、標準化、見える化を図ることができるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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