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2023年最も読まれた記事は? 生成AIやシステム障害、セキュリティインシデント……

年末特集:2023年の人気記事ランキング ベスト20

 読者の皆さまにとって2023年はどのような年になりましたか。今年は、「生成AI」をはじめとしたテクノロジーが市場を席捲するなど、最新トレンドの移り変わりに注目が集まる中、2023年1月1日~2023年12月24日に掲載した記事をEnterpriseZine編集部が独自に点数付けしました。はたして、2023年で最も読まれたのはどの記事なのか、新年を迎える前に今年の潮流を振り返りましょう。

「生成AI」元年の2023年 ランクインした人気記事は……

 2023年は「生成AI」元年といっても過言ではないでしょう。各社がこぞってLLMの開発に乗り出したり、既存サービスに組み込んだりと一大ブームとなりました。一方、イスラエルとハマスによる衝突が勃発し、グローバル全体で成長率が下振れするなど、世界経済の不透明感は依然として拭えません。そんな中、企業における「DX」の成果も少しずつ表れはじめており、2024年はより成果が重要視される年になることでしょう。そして、そこで鍵となるのは「IT」であり、それを牽引していく読者の皆さまです。

 そんな皆さまに2023年のトレンドを振り返っていただけるよう、EnterpriseZine編集部は、2023年1月1日~2023年12月24日に掲載した記事を独自に点数付けし、人気のあった上位20位をランキング形式でまとめました。ぜひ、2023年の人気記事を参考に、来年のヒントをつかんでいただけますと幸いです。

11位~20位:佳境に入った「SAP」など基幹システム移行

11位

12位

13位

14位

15位

16位

17位

18位

19位

20位

 2023年のランキング20位から11位までを見てみると、「基幹システム」が1つのキーワードと言えるでしょう。“2027年問題”となったSAP ERP 6.0の標準サポート終了に向けて、各社が移行を本格化させています。SAP S/4HANAへと移行するのか、Oracle Fusion Cloud ERPなど他社クラウドERPに乗り換えるのか、それともリミニストリートのような第三保守を頼みの綱とするのか……2023年と佳境に入ったことにより、具体的なユースケースに注目が集まりました。

 また、「ランサムウェア」「ゼロトラスト」「CISSP」など、ここ数年で注目度が高まっているワードも散見されるなど、依然としてセキュリティに投資するという動きは活発化しています。特に、2023年7月に発生した名古屋港のランサムウェア被害はインパクトが大きく、2023年11月には港湾事業者が重要インフラの項目に追加されました。

 なお、11月にはLINEヤフー社で情報漏洩が発生しており、委託先のマルウェア感染が要因となったことから「サプライチェーンセキュリティ」への関心がより高まるなど、2024年も引き続き重要トピックとして挙げられるでしょう。

1位~10位:世間を賑わした“大規模システム障害”に高い関心

1位

2位

3位

4位

5位

6位

7位

8位

9位

10位

 そして、2023年1位に輝いた記事は、世間を大きく賑わせた「全銀ネット障害」に関する記事でした。2023年10月10日、全国銀行データ通信システムの障害による影響を大きく、テレビや新聞の一面で大きく取り上げられるなど、誰もが知るインシデントとなったことは記憶に新しいでしょう。

 ここ数年のうちに大規模なシステム障害は頻発しており、システム環境が複雑化する中で人材不足に悩まされているIT部門、運用チームにとっては決して他人事とは言えない事案。それだけに高い関心をもって読まれた記事となりました。EnterpriseZine編集部では、2024年も運用にかかわるトピックを追いかけていき、読者の皆さまが“健全・安心”にシステム運用ができるような知見を少しでもお届けしたいと思います。

 2位には、デジタル庁に係わる記事がランクインしており、我が国のデジタル化の行く末を案ずる声が多く聞こえてくるようです。“AI立国”を目指すような政府動向も見受けられる中、“真のDX”をどのように産・官・学が連携しながら実現していくのか。2024年もデジタル庁をはじめとした官公庁の動きには注目が集まることでしょう。

 さて、2023年の人気記事ランキングは、皆さまの目にどのように映りましたでしょうか。依然として先行きに不透明感が漂う中、DXを加速させ、データドリブンな意思決定に基づいた事業成長を実現しようと邁進する姿が目に焼き付いた1年だったと感じます。

 そして、2024年も「IT」が果たす役割の重要性は変わらず、それを武器にして変革を先導していく“ITリーダー”である読者の皆さまを引き続き応援していきます。来年も誠実に、皆さまの業務に資する情報を届けてまいりますので、どうぞ2024年もご愛顧の程よろしくお願いいたします。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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