エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは、東京都教育委員会が同社の生成AIサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」(以下、exaBase 生成AI)を採用したことを発表した。
今回、東京都教育委員会が採用したexaBase 生成AIは、入出力情報のセキュリティや利用状況の管理などの機能を備えたサービス。セキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能だとしている。
東京都では2023年9月、都立高等学校、都立中等教育学校(後期課程)、特別支援学校(高等部)における生成AI活用に向けたパイロットを開始したという。都内9校を指定し、生成AI研究校の事業を進めてきた。同年12月には各校に随時exaBase 生成AIを導入。生徒と教員に個別のIDを発行し、生成AIのリテラシー教育、各教科の授業での活用を始めているとのことだ。
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