「15分だけでも机上演習を」IT/OTセキュリティの格差広がる、IPA青山氏が求めるレジリエンス強化
重要インフラのサイバーレジリエンス強化に向けた戦略

サイバー攻撃への対策は、発生の抑止を中心とした考え方から「レジリエンス(回復力)」へと変化している。それは、組織がサイバー攻撃に直面した際、迅速かつ柔軟に回復する能力、そして“インシデントから学ぶ”力のことだ。IPA(情報処理推進機構)産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)専門委員であり、名古屋工業大学で客員助教を務める青山友美氏は「概念を理解し、セキュリティ戦略に取り入れる必要がある」と語る。そのために有効とされる、机上演習の活用、社内外のセキュリティ・ステークホルダーとの連携について紹介した。
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伊藤真美(イトウ マミ)
フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ビジネスやIT系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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