LayerXは2024年7月23日、「バクラク」事業において新たに人事領域(以下、HRM/Human Resource Management、人的資源管理)に進出すると発表した。同社は第1弾のプロダクトとして、「バクラク勤怠」を今秋にリリースする予定だという。
リリースの背景として、LayerXはHRMサービスの提供に関して顧客からの要望があったと述べている。HRM領域は法令遵守や給与支払いなど、厳格な対応が求められることからコーポレート部門に負担が大きいという。加えて、アナログな対応や複雑で手間のかかるプロセスが多く存在することから、それらを解決すべくHRMへの進出を決定したとのことだ。
第1弾のプロダクトとして提供予定の「バクラク勤怠」は、打刻や管理のストレスをなくし、勤怠管理を楽にするサービスだという。直感的なUIやSlackなどのチャットツール連携によって、勤怠管理における作業負担を軽減するとのことだ。将来的にはAIにより業務をアシストする機能の実装も構想しているという。
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