SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

Google Cloud、Workspace向けにスタンドアロンの「Gemini アプリ」を提供開始

 Google Cloudは米国時間9月24日、グローバルなバーチャルイベント「Gemini at Work」を開催し、AI製品アップデートを発表した。

 発表内容は次のとおり。

  • Gemini モデルのアップデート:一般提供を開始したVertex AI上からアクセス可能なGemini 1.5 ProおよびGemini 1.5 Flashモデルの最新版は、数学能力、長いコンテキストの理解、ビジョンの品質向上を実現
  • Gemini 1.5 Proの価格改定:AIをあらゆる企業にとって利用しやすいものにするという継続的な取り組みの一環として、Gemini 1.5 Proを改良し、入力トークンと出力トークンの両方でコストを50%削減。この価格改定は、10月7日よりVertex AI上で有効になるという
  • Imagen 3へのアップデート:一般提供を開始したImagen 3では、プロンプトの理解、指示への追従性、フォトリアリスティックな品質、画像内のテキストレンダリング制御が向上

 Google Cloudは、Data Residencyへの取り組みも拡大している。現在、保存中(ユーザーが選択した特定の地理的な場所のみにデータを保存)とML処理中(プロンプトインジェクション、推論、出力生成などといった、データの機械学習処理をデータが保存されている同じ特定の地域または複数の地域内で実行すること)の2種類のData Residencyに関するコミットメントを提供。Google Cloudは、ML処理に関する取り組みをカナダリージョンに拡大し、今後数週間のうちに日本とオーストラリアのリージョンにも拡大する予定だという。

[画像クリックで拡大]
[画像クリックで拡大]

 スタンドアロンのGemini アプリがGoogle WorkspaceのBusiness、Enterprise、Frontlineの各プランに含まれたことを発表した。ユーザーは管理コンソールを通じて、Gemini アプリにおけるユーザープロンプトと生成された応答の保持方法を選択および制御できる。また、組織のデータ、ユーザープロンプト、生成された応答は、Gemini モデルのトレーニングや改善に使用しないとしている。

 また、規模が拡大し続けるセキュリティの脅威に先んじて対応できるように、Google Cloudは新たなセキュリティアドバイザーも発表。セキュリティアドバイザーは、企業の事業に合わせた洞察、実用的なガイダンス、さらなる脅威防止とデータ保護の制御をIT管理者にメールでサポートし、組織のセキュリティ体制を強化するためのカスタマイズされた推奨事項を提供するという。

【関連記事】
Box、「Box Hubs」の一般提供を開始 AIの検索と要約機能でインサイトを引き出す
Snowflake、トラベル・ホスピタリティ業界向けAIデータクラウドを提供開始
PKSHAグループとTOPPANエッジ、新RAGサービスを共同開発 生成AIの回答精度が2割向上

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20457 2024/09/27 16:55

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング