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Google Cloud、Workspace向けにスタンドアロンの「Gemini アプリ」を提供開始

 Google Cloudは米国時間9月24日、グローバルなバーチャルイベント「Gemini at Work」を開催し、AI製品アップデートを発表した。

 発表内容は次のとおり。

  • Gemini モデルのアップデート:一般提供を開始したVertex AI上からアクセス可能なGemini 1.5 ProおよびGemini 1.5 Flashモデルの最新版は、数学能力、長いコンテキストの理解、ビジョンの品質向上を実現
  • Gemini 1.5 Proの価格改定:AIをあらゆる企業にとって利用しやすいものにするという継続的な取り組みの一環として、Gemini 1.5 Proを改良し、入力トークンと出力トークンの両方でコストを50%削減。この価格改定は、10月7日よりVertex AI上で有効になるという
  • Imagen 3へのアップデート:一般提供を開始したImagen 3では、プロンプトの理解、指示への追従性、フォトリアリスティックな品質、画像内のテキストレンダリング制御が向上

 Google Cloudは、Data Residencyへの取り組みも拡大している。現在、保存中(ユーザーが選択した特定の地理的な場所のみにデータを保存)とML処理中(プロンプトインジェクション、推論、出力生成などといった、データの機械学習処理をデータが保存されている同じ特定の地域または複数の地域内で実行すること)の2種類のData Residencyに関するコミットメントを提供。Google Cloudは、ML処理に関する取り組みをカナダリージョンに拡大し、今後数週間のうちに日本とオーストラリアのリージョンにも拡大する予定だという。

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 スタンドアロンのGemini アプリがGoogle WorkspaceのBusiness、Enterprise、Frontlineの各プランに含まれたことを発表した。ユーザーは管理コンソールを通じて、Gemini アプリにおけるユーザープロンプトと生成された応答の保持方法を選択および制御できる。また、組織のデータ、ユーザープロンプト、生成された応答は、Gemini モデルのトレーニングや改善に使用しないとしている。

 また、規模が拡大し続けるセキュリティの脅威に先んじて対応できるように、Google Cloudは新たなセキュリティアドバイザーも発表。セキュリティアドバイザーは、企業の事業に合わせた洞察、実用的なガイダンス、さらなる脅威防止とデータ保護の制御をIT管理者にメールでサポートし、組織のセキュリティ体制を強化するためのカスタマイズされた推奨事項を提供するという。

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