三井物産は、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)と、「LCA Plus」におけるCatena-Xデータスペースとのデータ連携に向けた技術検証を実施。2024年10月に検証が完了したと発表した。
LCA Plusは、三井物産が提供する、製品のLCA(ライフサイクルアセスメント)管理を行うプラットフォームサービス。同検証では、LCA Plus上で算定したカーボンフットプリント(CFP)のデータを、Catena-X標準データモデルに変換。NTT comが提供するコネクタを利用して、Catena-Xデータスペースとデータ連携するテスト環境への接続を行ったという。結果、データ提供者が指定した利用者のみにデータが共有され、信頼性と秘匿性が担保されたデータの受け渡しが可能であることを実証したとのことだ。
今後は、国内外データスペースとの接続検証を進めていく方針だという。
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