2025年1月29日、東京海上グループのイーデザイン損害保険(イーデザイン損保)は、生成AIを活用した新しい業務支援ツールを開発・実装したと発表した。
同ツールは事故対応サービスに特化しており、社員がより迅速かつ正確に業務を遂行できるよう支援。これにより、顧客体験の向上に寄与することを目指すという。
同社はRAGを活用し、事故対応サービスに特化した業務支援ツールを自社開発。社員が同ツールに質問を入力すると、AIが社内で保有するマニュアルや保険約款解釈の事例、社内FAQなどを参照し回答するとのことだ。同ツールを事故対応サービス部門の社員がセカンドオピニオンとして活用することで、顧客対応や保険金支払いに関する迅速な判断が可能になるとしている。
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