オラクルは、営業が顧客とより有意義な関係を構築し、営業プロセスを加速できるよう支援する「Oracle Fusion Cloud Sales」の新しいAIエージェントと生成AI機能を発表した。
Oracle Cloud Salesの最新AIイノベーションは次のとおり。
- 顧客エンゲージメント・エージェント：顧客とのコミュニケーションを効率化することで、営業部門の効率化と生産性向上を支援。たとえば、同エージェントはスパム・フィルターを回避するように設計された顧客向けの電子メールを生成する。営業担当者は、特定の顧客層に合わせて口調やCTA（Call To Action：行動喚起）を調整できる
- 顧客レコード・エージェント：営業部門が最新の取引記録をより効率的に管理できるようサポート。たとえば、AIエージェントは最近のアカウント活動を要約して、会議メモを整理し、それらをシステムに自動的に入力して、社員による情報へのアクセスやコラボレーションを促進する。エージェントは、異なる営業部門のニーズに応えるため、箇条書きやアクションアイテムを組み込むなど、会議メモの校正や書式変更を行える
- 顧客インテリジェンス・アシスタント：営業部門がアカウントを把握し、顧客との関係を構築できるよう支援。たとえば、生成AI機能を備えたこのアシスタントは、営業、財務、サプライチェーンのエンド・ツー・エンドのデータを活用して、最近の活動、現在の顧客センチメント、契約状況などを含むアカウント概要を生成し、文脈上関連性の高いアカウント情報を提供する
- 多言語サポート：営業部門が世界中の顧客とシームレスにやり取りできるようサポート。たとえば、組み込みの生成AI機能は、顧客との対話を翻訳し、言語が違う顧客とのやり取りを可能にする
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