「もしもクラウド障害が発生したら……」10月に起きたAWS障害から、ユーザー企業がすべき“備え”を整理する
サービス停止に陥った企業と継続できた企業の明暗を分けた「Design for Failure」
2025年10月20日、AWSの米国東部(us-east-1)リージョンで発生した障害は、AmazonやSlack、Zoom、任天堂など、世界中のシステムに長時間の通信障害をもたらした。直接の要因は「Amazon DynamoDB」のDNS設定における名前解決の問題だが、障害はEC2の起動システムやNLBへとドミノ倒しのように連鎖。最終的には「AWS Lambda」「Amazon Redshift」など主要サービスへも波及した。舞台となったus-east-1は、AWSで最も古く、グローバルサービスの管理機能が集約された「デフォルトリージョン」である。その構造上、一度トラブルが起きると被害が拡大・長期化しやすい。一方で、Netflixなどの一部企業はこの状況下でも運用を継続できていた。彼らは「クラウド障害は必ず発生する」という前提でシステムを構築していたからだ。クラウドの障害は今後も避けられない。ビジネスへの影響を最小化するために、企業は何をすべきか。AWS最上位パートナーであるアイレットのクラウドスペシャリスト、後藤和貴氏と廣山豊氏に、有事に備えるための知見を伺った。
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五味明子(ゴミ アキコ)
IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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