時価総額5兆ドルを一時突破したNVIDIA、強さの秘密は?──フアンCEOの鑑定眼とリーダーシップ
創業来トップの座に就き続ける“カリスマ経営者”から学ぶ、経営哲学の極意
NVIDIAの時価総額が一時的にではあるが5兆ドルを突破したことが大きな話題になった。時価総額ランキングで上位にいる他のIT企業(Alphabet、Amazon、Apple、Meta、Microsoft)の多くがプラットフォーマーと呼ばれる総合的なITサービス事業者であるのに対して、NVIDIAは唯一の半導体メーカーだ。なぜ、NVIDIAはそうした株式市場から期待されるような銘柄に成長したのだろうか? その背景には、NVIDIAの成長戦略と創業以来32年以上一度も変わっていないジェンスン・フアンCEOの技術を見る「鑑定眼」、そしてフアン氏を頂点としたフラットな組織体制が大きな原動力になっている。
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笠原 一輝(カサハラ カズキ)
1994年よりテクニカルライターとして活動を開始。90年代はPC雑誌でライターとして、2000年代からはWeb媒体を中心に記者、ライターとして記事を寄稿している。海外のカンファレンス、コンベンションを取材する取材活動を1997年から20年以上続けており、主な分野はPC、半導体などで、近年はAIやB...
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