Netskope(ネットスコープ)は、Microsoft製品と統合したエンタープライズセキュリティとAI機能の提供を開始した。Netskope OneとMicrosoftツールのシームレスな統合により、最新のAI・クラウド環境に柔軟性を提供し、Microsoftの顧客を保護するとしている。
Netskope One、Purview統合
Netskope OneとMicrosoft Purviewの統合により、包括的なデータ損失防止(DLP)を実現するとのことだ。Netskopeが提供するネットワーク層での可視化・制御機能と、Microsoft Purviewのデータ分類・ポリシー管理を組み合わせることで、複数のデータ保護ソリューションを利用する企業に、統合されたデータ保護プラットフォームを提供するとしている。
この統合により、Microsoftによる機密データの検出と分類できる範囲が、AIアプリや未承認のクラウドストレージを含む数万のアプリケーションに拡大されるという。Netskope OneとMicrosoft PurviewのDLPポリシーをエンドポイント、SaaS、IaaS、ネットワークトラフィック全体でシームレスに連携させることで、データセキュリティとガバナンスを統合し、両ソリューションの強みを融合するとのことだ。これにより、異なる環境でも一貫したポリシーを適用できるようになるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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