クラウドストライク(CrowdStrike)は、アイデンティティセキュリティのソリューション強化に向け、SGNLの買収に関する正式契約に署名した。
この買収により、人間、人間以外(NHI)、AIのアイデンティティへのアクセスを継続的に付与したり、リアルタイムのリスクに基づいて取り消したりできるようになるという。SGNLにより、クラウドストライクはSaaSおよびハイパースケーラーのクラウドアクセスレイヤー全体に動的認証を拡張すると述べている。動的な特権とアクセスを「CrowdStrike Falcon」プラットフォームのインテリジェンスと組み合わせることで、エージェント型アイデンティティセキュリティの新たな基準を確立するとしている。
CrowdStrike Falcon Next-Gen Identity Security:AI時代のアイデンティティセキュリティ
NHIやエージェント型ワークフォースが拡大する中で、これらのエンティティはデータ、アプリケーション、コンピューティングリソース、その他のエージェントへのアクセスを持つ高特権アイデンティティとして機能する。これらはSaaSアプリケーションやハイパースケーラーのワークロード内で動的に生成され、分散型クラウドのアクセスパスを横断して動作する。
この変化により、静的ポリシーと常時付与された特権に基づいて構築された従来のアクセスモデルによって生じるリスクが明らかになるとのことだ。こういったモデルは、脅威状況の変化に応じてリスクを再評価したりアクセスを取り消したりできないため、AIアイデンティティが自律的に動作する状況において、組織はリスクにさらされたままになるという。
AI時代におけるアイデンティティセキュリティには、継続的なリスク評価と最新のアクセスパス全体での動的認証を基盤とした、根本的に異なるアプローチが必要とのことだ。
「CrowdStrike Falcon Next-Gen Identity Security」は、初期アクセス防止、特権アクセス管理(PAM)、ITDR(アイデンティティ脅威検知・対応)、SaaSアイデンティティセキュリティ、エージェント型アイデンティティ保護を統合し、ハイブリッドアイデンティティライフサイクル全体をすでに保護しているという。
CrowdStrike Falconは、エンドポイント、クラウド、SaaS環境全体でアイデンティティ、資産、脅威インテリジェンスを相関させることで、継続的なリスクを考慮した大規模な認証の基盤を確立するとしている。
SGNLによる最新のアイデンティティの保護
SGNLは、現在のアイデンティティプロバイダーと、人間、NHI、およびAIエージェントがアクセスするSaaSおよびハイパースケーラーリソース間のランタイムアクセス適用レイヤーだという。リアルタイムのFalconプラットフォームインテリジェンスとリスクシグナルを活用し、アイデンティティ、デバイス、振る舞いを継続的に評価し、状況変化に応じて動的にアクセスを許可、拒否、取り消すとのことだ。これにより、あらゆるアイデンティティと環境における常時付与された特権アクセスを排除するとしている。
SGNLおよびFalconプラットフォームの主な機能と利点
- 人間、NHI、およびAIエージェントの常時付与された特権を排除:リアルタイムのFalconプラットフォームのリスクシグナルを活用した継続的な動的認証により、必要な瞬間にアクセスを許可し、不要になったら直ちにアクセスを取り消す
- 主要なすべてのアイデンティティシステムでアクセスを適用:CrowdStrike Falcon Next-Gen Identity Securityのジャストインタイムアクセスを、Active DirectoryやEntra IDだけでなくAWS IAM、Okta、その他クラウドアイデンティティやSaaSシステムにも拡張
- アイデンティティガバナンスとダウンストリーム保護:CrowdStrike Falcon Fusion SOARに統合された継続的アクセス評価プロトコル(CAEP)に基づいた適用により、Falconのアセットインテリジェンスとアイデンティティガバナンスを強化。アイデンティティプロバイダーを超えたアクセスの取り消し、設定ミスに起因する侵害の事前防止、ダウンストリームアプリケーションおよびサービスの保護を実現
- ハイブリッドアイデンティティセキュリティの統合:オンプレミス、SaaS、クラウド環境全体での初期アクセスから権限昇格、ラテラルムーブメントに至る攻撃チェーン全体で、あらゆるアイデンティティを保護
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