みずほ銀行は2026年6月2日、SAPと戦略的提携し、SAP Multi‑Bank Connectivity(MBC)を邦銀として初めて導入したと発表した。まずは、アジア太平洋地域(APAC)の一部地域でサービスの提供を開始する。
SAP MBCは、企業の基幹システムと複数の取引銀行を単一チャネルで標準接続する仕組み。これにより、支払指示や入出金情報の取得、取引処理状況の確認など、銀行とのやり取りに伴うシステム接続や運用の複雑さを抑え、資金管理業務の効率化が期待されるという。みずほ銀行は、SAP MBCにおけるMember Bankとして、同サービスに接続する企業に利便性の高いサービスを提供するとした。
この提携により、グローバル企業の既存財務システムとの接続がスムーズになり、より高度なトランザクションバンキングサービスの提供が可能となる。
みずほ銀行アジアパシフィック地域本部長の材木孝一氏は、「SAP MBCの導入により、法人のお客さまへの資金管理サービス提供力を高める」と述べ、既存の財務管理の仕組みの中でみずほ銀行を使いやすい環境を提供するとした。
SAPによると、世界の商取引の84%が同社の顧客企業によるものであり、この提携によってみずほ銀行はグローバルトランザクションバンキングのプロダクト提供力を強化し、銀行接続の選択肢を拡充させる狙いだ。なお、日本国内でのサービス提供については今後検討していく。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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