2026年7月8日、PagerDutyは、オープンハウスグループの導入事例を公開した。
オープンハウスグループの情報システム部インフラストラクチャGは、グループ全体のITインフラや約300台のサーバー運用を担っているという。PagerDuty導入以前は、監視ツールからの大量のアラート通知がすべてメールに集約されており、重要度の高いものを判別するのにも多大な時間と労力を要していた。大量の通知による確認作業の増大により、担当者の運用負荷が高まり、重要アラートの迅速な特定とエスカレーションにより一層の精緻化が求められていたとのことだ。
導入後は、2週間ほどで本稼働を開始し、以下の効果を実現しているという。
- ノイズの削減と対応の迅速化:AIが関連アラートを自動的にグルーピングする機能を活用し、重複したアラートや不要な通知を削減。これにより、直近45日間で総アラート数を1,885件から884件(約47%)削減することに成功し、エンジニアの負荷を改善している
- 適切な担当者への通知:設定したスケジュールに基づき、「今の担当者」へピンポイントで確実に通知を届ける仕組みを構築。誰が対応中かがコンソール上で判明するようになり、チーム全体でのシームレスな連携と、業務の標準化を実現した
- 「プロアクティブな姿勢」への文化変革:ツールへの信頼が生まれ、未解決のアラートに対してチーム内での相互フォローが自然発生する環境へと変化。また、サイレント障害などの微細な障害予兆を早期に検知し、インシデントになる前に対応できる体制を構築している
今後、PagerDutyはオープンハウスグループが計画するWebhookなどを活用した一次対応の自動化(自動復旧フローの構築)や、AIOpsによる予兆検知の推進に対し貢献する構えだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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