ゴウリカは2026年9月29日、「採用に関する実態調査」の結果を発表した。対象は、従業員数100人以上の企業の人事部に所属し、直近1年間に10人以上の中途採用を実施した正社員300名。調査は2026年8月にネットリサーチで実施した。
直近3年間で中途採用の費用が「増えた」割合は、順調企業が76.2%、非順調企業が80.0%で、差は3.8ポイントだった。社内工数も順調企業66.0%、非順調企業70.0%で、差は4.0ポイントにとどまった。なお、「直近1年間の中途採用は順調に進んでいますか」という問いに対し、「順調」「どちらかと言えば順調」と答えた企業を順調企業とした。「どちらかと言えば順調でない」「順調でない」と答えた企業は非順調企業として集計している。
また、採用活動で困っていることでは、「応募人数が少ない」が非順調企業51.3%、順調企業21.8%で、29.5ポイントと差がつく結果となった。「採用後の定着に不安がある」も、非順調企業が53.8%と順調企業の34.0%を19.8ポイント上回っている。
中途採用人数が増えている理由としては、非順調企業で「離職者が増えているため」が50.0%と最多となり、順調企業の28.4%を21.6ポイント上回った。順調企業では「新しい職種・業務が増えたため」(33.9%)や「定年退職者が増えているため」(30.3%)といった声が多かったとのことだ。
さらに、費用面の課題では、「求人広告の掲載媒体や掲載数を増やさなければ採用できない」が非順調企業36.3%、順調企業21.1%。一方、「ダイレクトリクルーティングにかかる費用が増えている」は順調企業32.0%、非順調企業25.0%で、費用を投じる領域に違いが見られた。

加えて、経営層の理解を「得られていないと思う」との回答は、非順調企業が32.5%、順調企業が5.4%だった。非順調企業ではその理由として、「採用できないことの責任を人事部門に求められる」(40.0%)や「求める人材に対して給与・待遇の設定が市場水準より低い」(36.4%)が多く挙がっている。
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