Authleteは、コインチェックがOAuth/OIDCに準拠したアイデンティティプロバイダー(IdP)の開発にあたり、OAuth・OIDCバックエンドサービス「Authlete」を採用したと発表した。コインチェックは新サービス「Coincheckレバレッジ」とスマートフォンアプリを連携させるため、IdPを6ヵ月で自社構築し、2026年9月に運用を開始。このIdPは既存の認証画面やユーザー基盤を活かしつつ、FAPI 2.0に対応している。

外部ソリューションの選定で重視した要件は次のとおりである。
- 既存のユーザーデータベースやパスキーを含む認証の仕組みを利用できること
- 監査要求を考慮し、SaaSではなくセルフマネージドで運用できること
- IdPの実装に用いるRubyとの親和性があること
- FAPI 1.0/2.0に準拠し、サービス・クライアント単位でFAPIを強制できること
- PAR、DPoP、PKCEをサポートしていること
- 短期間で導入できること
同社はAuthleteとOry Hydra、Auth0、Amazon Cognitoを比較検討した。その結果、OAuth/OIDCのプロトコル処理とトークン管理をAuthleteに委ね、IdP本体を自社構築する方針を選んだとのことだ。評価した点は、IdP開発の大部分を自社で行うことで外部費用を最適化できること、FAPI関連のOpenID認定を取得済みであること。さらに、全機能がAPIで提供され、トークンの一括失効を社内の管理システムからAPI経由で実行できる点などが挙げられている。
今回構築されたIdPは今後、コインチェックが推進するCaaS(Crypto as a Service)の基盤としても活用する予定だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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