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データベース開発環境としてのEclipse

第3回 データベースのフロントエンドとして利用可能なプラグイン

本連載では、Eclipseをデータベース開発ツールとしての側面から取り上げています。第3回となる今回はデータベースと連携するアプリケーションを開発する際に最も頻繁に利用することになるであろう、データベースのフロントエンドとして利用可能なプラグインを紹介します。

Eclipse標準のデータベースプラグイン「DTP」

 DTP(Data Tools Platform)はデータを扱うツールのためのプラットフォームを提供することを目的としてEclipse Foundationで開発されているプラグインセットです。様々なツールの土台として機能するよう設計されていますが、DTP自身がRDBMSのフロントエンドとして十分な機能を備えており、単独のツールとしても便利に利用することができます。

図1:DTP
図1:DTP

 データベースのフロントエンドで最も利用する機会が多いのはなんといってもSQLの編集・実行でしょう。DTPはコード補完が可能なSQLエディタに加え、グラフィカルにSQLを作成可能なクエリビルダを備えています。また、テーブル内のデータを表形式のエディタで直感的に編集することも可能です。

図2:DTPのクエリビルダ
図2:DTPのクエリビルダ

 DTPは最大の特長はEclipse標準のプラグインであるという点です。Eclipse.orgで提供されている「Eclipse for JavaEE Developers」などのパッケージであればデフォルトでDTPが組み込まれているためすぐに利用することができます。

 また、最近では特定のデータベースやフレームワークに特化したEclipseプラグインなどもDTPをベースに構築される例が多く、それらのプラグインを利用する場合にもDTPが必須となります。

次のページ
シンプルなデータベースフロントエンド「DBViewer Plugin for Eclipse」

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この記事の著者

竹添直樹(タケゾエナオキ)

NTTデータ先端技術に勤めるしがないプログラマ。最近はオープンソースのJavaEEサーバであるJBossに翻弄されつつScalaでコードを書く日々を送っている。趣味でオープンソースソフトウェアの開発や雑誌・書籍等の執筆を行っており、オープンソースプロジェクトProject Amaterasを率いる傍ら、The Seasar ProjectやApache Software Foundationなどでもコミッ...

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