テックタッチは2024年7月25日、大手企業向けのオーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」をリリースすると発表した。
同社が実施した生成AI活用実態調査(対象:大企業従業員)によると、職場で生成AIを活用できている従業員は約1割にとどまり、8割の企業が生成AIの活用に課題を感じていることが明らかになった。主な課題としては「どのように活用するのかがわからない」「AIの生成結果が意図通りでない」などが挙げられ、これらの課題は全体の約半数を占めていたという。これらの課題の解決に向け、Techtouch AIをリリースしたとしている。
同プラットフォームは、AI機能に加えてUI/UXを個社にカスタマイズすることによって、ユーザーが迷わず適切な情報を呼び出せる機構を一気通貫で構築できるという。システム活用に留まらず、社内に溜まった有象無象の情報をどう活用していくかという観点で、営業・マーケティング・バックオフィス業務などの業務領域におけるAI活用を支援するとのことだ。

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