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マイクロソフト北川さんとお話

「ビッグデータをなんとかしたい!」―現場のリクエストを吸い上げるプロダクトマネージャーの仕事

その1


Microsoft SQL Serverの顔といえばこの人、北川剛さん。プロダクトマネージャーの仕事、最近のデータベース業界のトレンドなどについて、いろいろお話を聞いていきます。

プロダクトマネージャーの仕事

 ―PMといっても、プロジェクトマネージャーではなくてプロダクトマネージャーなんですね。普段の業務では何をしているんですか?

 営業と一緒にお客さんのところへ行ったり、パートナー担当と一緒にパートナーさんのところへ行ったり…。あとはSQLServerのセミナーを各地で開催したり。オフィスにいるときは、社内の調整ですね。どうやって提案しますか。値段どうしますか。案件状況どうなってますか…。そんな感じです。

 ―マイクロソフトにはエバンジェリストもいますが、プロダクトマネージャーはエバンジェリストとはまた違うんですか。

 エバンジェリストはですね、製品を、テクノロジーを好きになってほしいって思っていますね。僕らプロダクトマネージャーは、製品を好きになってくれなくても買ってくれればいい(笑)。もちろん、好きになってもらえればなおいいですが、好き嫌いは別として、買ってもらうためのダイレクトなアクションを起こすのがミッションですね。だから、エバンジェリストとは伝え方が違います。彼らは夢を、将来を、未来を伝える。でも、今すごく困ってることがある人は、将来とか夢とか言っている場合ではない。あなたの問題をこういう風に改善しますよ、だから使ってみて、結果として買ってください、というのが僕らの仕事です。

 ―外資系の企業は、プロダクトに対して、キャンペーンとか価格付けとか、本社から言われたことしかできないようなイメージもあるんですが、日本での裁量権というのはどれくらいあるんでしょうか。

 僕らは、本社から言われたこともやりますし、言われていないこともやりますね。日本での売り上げは任されています。たとえば、250億円くらいの事業部予算があるとしましょう。この予算を達成するための企画と実行。これは我々の裁量で行います。いくら使って達成するか。本社と相談しながら「ここに5億円のビジネス機会あるので五千万ください!」とかですね(笑)。

 もちろん、本社側のプライオリティに従うとやりやすいこともありますよ。だけど、本社から落ちてくる商材が必ずしも日本でウケるわけではないし、その逆もしかりでしょう。たとえば、本社ではフラッシュストレージを使用したソリューションはあまり注目してないようですが、日本ではとても人気があります。こうしたことは、本社の言うとおりにしていたらだめな部分ですね。

 僕のようなプロダクトマネージャーが現場に出向く理由は、売り上げを達成するための、独自の施策を練るためなんです。お客さんが何を考えているか、吸い上げる。だから、立ち位置としては、案件クロージャーでも、エバンジェリストでもない、プリセールスでもない。現場、僕らの言葉ではフィールドっていうんですけど、フィールドを回って、フラッシュストレージを使ったソリューションの需要を吸い上げたら、それを来年度の予算達成のプランに組み込む。そういう役割です。

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都内に家が建つストレージ

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この記事の著者

小泉 真由子(編集部)(コイズミ マユコ)

情報セキュリティ専門誌編集を経て、2006年翔泳社に入社。エンタープライズITをテーマにイベント・ウェブコンテンツなどの企画制作を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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