体だけじゃなくて頭もめちゃめちゃ使ってるんです!
でもこうして話を聞いてみると、何だか日立の品質保証部門の仕事ってえらくハードで、みんな目の下にくまを作って死にそうな顔して働いていそうな(思いっきり偏見だが)。ぶっちゃけ、職場の雰囲気ってどんな感じですか、南部さん?
「職場の雰囲気は明るいですよ! もちろん、普段の仕事は皆真剣にやっていますが、面白い人がいっぱいいますし、飲み会も頻繁に開いてます。お堅い雰囲気はまったくないですね」
確かに、南部さんも終始にこやかな笑顔を絶やさない、絵に描いたような好青年に見える(ちょっと褒めすぎか)。でも、トラブル対応でユーザー先に出向くのって、かなり大変じゃないですか?
「確かに、初めてのときはちょっと怖気づきましたけど、今ではもう『いつでも来い!』という感じです! それにもともと、『お客さま先に出て行く仕事がしたい』と梯さんにお願いして今の仕事をやっていますから、とてもやりがいがありますね」
おお、何とも頼もしい!さすが「期待の星」だけありますね、梯さん。
「南部君が担当しているHiRDBは、社会インフラを支えるミッションクリティカルなシステムで使われることが多いので、トラブル対応は大変な面があると思います。でも逆に言えば、若くして重要な社会インフラの構築や維持に直接携われるというのは、この上ないやりがいだと思います。これは、日立の品質保証部門ならではの働きがいだと言えますね。個人的には、『品質保証はかっこいい!』と若い人たちに思われるような部署にしたいと思っているんです」
確かに、「俺が社会インフラを守ってるんだ!」と思えば、徹夜の疲れも吹っ飛ぶかも。
「それに品質保証部門の仕事は、何も体力勝負ではありません(笑)。頭も相当使っているんですよ。日々、最新の技術動向やソフトウェア工学の知見を研究しながら、新しいことにもどんどん取り組んでいます」
何でも、社内に幾つものワーキンググループがあって、最新の品質管理手法やテスト技法などについて研究を重ねているんだそうだ。実際、ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)のテスト設計コンテストにおいて、日立の品質保証部チームは何と2年連続で優勝を飾っているとのこと。おお、何だか一気に、インテリでスマートなイメージが湧いてきたぞ!みんなもイメージしてほしい!写真とか図版はない!が、日立のホームページに控えめに載っている。
「徹夜で体張ってるだけじゃなくて、頭も使ってるんですよ!」(梯さん)
はい・・・。「死にそうな顔して」だとか言ってスイマセンでした……。吉村のことは嫌いでも日立のことは嫌いにならないで!