18日、RSAセキュリティ株式会社は、株式会社ゆうちょ銀行がフィッシング詐欺対策の強化策として、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪の被害を予防するフィッシング対策サービス「RSA FraudAction」の利用を6月12日から開始したことを発表した。
同サービスは、フィッシングサイトを閉鎖するサービスで、これまでに約8万件のフィッシングサイトを平均5時間で閉鎖している。万が一、フィッシングサイトが出現した場合、フィッシングサイトの活動時間を短縮し、利用者がサイトに誘導される危険を低減することが可能だ。
ゆうちょ銀行は、全国に点在する利用者の利便性向上のためにインターネット・バンキング「ゆうちょダイレクト」を提供し、同銀行の本支店、郵便局に出向くことなく、口座の残高の照会や電信振替での送金ができるサービスを提供している。同銀行は、フィッシング詐欺対策の強化として、同サービスを採用することで、迅速にフィッシングサイトを迅速に閉鎖して、あらゆる地域の利用者を保護していく。