本連載「ノンデザイナーのための伝わるビジュアルシンキング」は、「たのしいインフォグラフィック入門」の著者(ビジュアルシンキング運営)がノンデザイナーのために、ビジュアルシンキングの活用方法やコツを解説します。連載第3回目は、インフォグラフィックと図解の違いや情報デザインをテーマにします。
図解とインフォグラフィックの違い
前回の記事では、伝わりやすいビジュアルを作るためのコツについて書きました。
今回はインフォグラフィックの話を中心に、情報デザインをテーマにした内容です。
インフォグラフィックは「情報をわかりやすく、人に伝わるかたちに視覚化したもの」です。
広い意味で図解もインフォグラフィックに含まれますが、あえて2つを分けて考えるのであれば、違いはどのような点になるでしょうか?
一目でわかる違いは、「グラフィック表現量」の違いです。

インフォグラフィックはイラストや写真、アイコン・ピクトグラムを用いることによって、図解よりもわかりやすい説明を目指しています。
しかし最近の活用事例では、純粋な説明用途よりも、インフォグラフィックの別の側面に注目したものが増えています。
この記事は参考になりましたか?
- ノンデザイナーのための「伝わる」ビジュアルシンキング連載記事一覧
- この記事の著者
-
ビジュアルシンキング 櫻田()
プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年よりビジュアルシンキング運営。ピクトグラム、図解、インフォグラフィックの制作活動を継続中。著書に『たのしいインフォグラフィック入門』。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア