年末を控え、今年を振り返る話題が増えてきた。中でも是非とも状況を把握し、次年度ビジネス計画に反映させたい数字が、ITRの発表した「IT投資動向調査2014」。「国内のIT投資は、リーマンショック以降全体的に低成長だったものが、今回大企業を中心に久々に回復しました。アベノミクス効果というのが、あるのかもしれません」―調査を行ったアイ・ティ・アールのシニア・アナリスト 舘野真人氏は、昨年段階ではネガティブに考えていたが、今年に入って実際の数字をとってみたら少しプラスに転じていたと言う。数字的にはリーマンショック前のレベルまで回復があり、増減傾向は5年前の状態に近づいたと報告する。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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