今回のリリースで実装された新機能は次のとおり。
・SharePointハイブリッドクラウド環境関連機能を強化:新バージョンでは、ハイブリッドクラウド環境をエンドユーザーとIT管理者双方がさらに便利・安全に使いこなすことを可能にする各種機能を追加。
・レプリケーター:オンプレミス版SharePointからOffice 365 - SharePoint OnlineへSharePointコンテンツとNintexワークフローの一方向レプリケーションをリアルタイムで実行する機能を追加。
・管理センター:上記のレプリケーター新機能を援用し、コンテンツをサイト・ライブラリ・リストにパブリッシュすることをエンドユーザーに対して許可するビジネスルールを構成することが可能になった。
IT管理者は、通常業務に対する悪影響を排除しながら、ハイブリッドクラウド環境のサイトコレクション・サイト・サブサイト等に関連するリンク切れの対応を改善することが可能になった。
・安全なカスタマイズデプロイメント:展開マネージャーがRencoreのSharePoint Code Analysis Framework(SPCAF)のファーム保護との完全機能統合に対応。Office 365環境やオンプレミスファームへの展開・移行の前に、カスタマイズ内容を簡単操作でスキャンし、環境・業務プロセス・データに起こりうる問題およびリスクを未然に防ぐことを可能にする、開発者・IT 管理者向けの機能。
・NetAppのバックアップ&リストアが可能に:バックアップ & リカバリーとスタンバイセンターが、NetApp SnapShotsのリストアに対応し、SharePointバックアップ・リカバリーソリューションのさらなる高速化を実現。
また、NetApp Data ONTAPデータ管理ソフトウェアとの統合により、スナップショットを利用した高速・データ リストアが可能になった。高速化・データレプリケーション機能・DR(災害時復旧)機能・ファーム クローン機能・ストレージ最適化機能を追加。NetApp SnapManager for Microsoft SharePointの提供停止に影響を受けている顧客のニーズに対応。