このサービスは、NECのセキュリティ要員がサイバー攻撃を受けた疑いのあるPCを調査することで、解析受付から解析結果の報告までの一連の初動対応を24時間以内に実施する。また、万一深刻なインシデントが発見された場合でも、NECグループのセキュリティ専門企業であるサイバーディフェンス研究所(CDI)の高度なフォレンジック解析により、サーバやネットワーク機器を含むシステム全体を対象とした緊急対応を実施する。
このサービスでは、東京海上日動のサイバー保険を付帯するため、300万円の範囲内で緊急時のCDIのフォレンジック解析の費用を補償するとともに、解析要員の手配や保険適用時の手続きをNECが一元的に行うという。
サービスの特徴は次のとおり。
1. インシデントの原因究明やデータ保全などの迅速な初動対応を実現
NECのセキュリティ要員がサイバー攻撃を受けた疑いのあるPCを調査することで、解析受付から状況ヒアリング、解析結果の報告までの一連の初動対応を24時間以内に実施。また、サービス利用者はCDIが開発したデータ保全ツールを利用することで、誰でも容易にPCのデータ保全を行うことが可能。これにより、サイバー攻撃を受けた際の原因究明やデータ保全などの迅速な初動対応を実現。
2. 深刻なインシデント発生時におけるフォレンジック解析の費用を補償
万一深刻なインシデントが発見された場合でも、サーバやネットワーク機器を含むシステム全体を対象に、CDIのマルウェア解析・ログの分析などの高度なフォレンジック解析を提供。また、東京海上日動がこのサービス向けに開発したサイバー保険を付帯するため、300万円の範囲内で緊急時のCDIのフォレンジック解析の費用を補償するとともに、フォレンジック解析の要員手配や保険適用時の手続きをNECが一元的に行う。
これにより、サービス利用者は追加費用や保険適用の申請を必要とせず、深刻なインシデント発生時におけるシステム全体の被害状況の把握や影響範囲の特定が可能。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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