(第19回)イノベーションに効く翻訳書10:『レジリエンス 復活力--あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か』 レジリエンスとは、失敗に挫けずに学習する「個人と組織」のマネジメントとリーダーシップである
本書は、変化の時代に不可欠なレジリエンスという概念について、事例に基づき、その構築方法について解説した本です。レジリエンスは、システム、コミュニティ、人など、さまざまな分野で使われる概念で、それぞれについて解説した本は多くありますが、本書は抽象化し、各分野のレジリエンスの関係性を明確にすることによって、レジリエンスの本質に迫っています。この記事では、その点を中心に紹介しながら、イノベーションに必要なレジリエンスについて考えてみたいと思います。

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レジリエンスとは、失敗に挫けずに学習する「個人と組織」のマネジメントとリーダーシップである