リーンスタートアップに関する記事とニュース
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2014/05/30
レジリエンスとは、失敗に挫けずに学習する「個人と組織」のマネジメントとリーダーシップである
本書は、変化の時代に不可欠なレジリエンスという概念について、事例に基づき、その構築方法について解説した本です。レジリエンスは、システム、コミュニティ、人など、さまざまな分野で使われる概念で、それぞれについて解説した本は多くありますが、本書は抽象化し、各分野のレジリエンスの関係性を明確にすることによって、レジリエンスの本質に迫っています。この記事では、その点を中心に紹介しながら、イノベーションに必要なレジリエンスについて考えてみたいと思います。
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2014/04/30
Anis Uzzaman氏が語るシリコンバレーの「ベストプラクティス」と「トレンド」
4月19日に第9回「Samurai Venture Summit」が開催された。プログラム内の「シリコンバレーのトレンド 現状と未来」では、Fenox Venture Capital 共同代表パートナー&CEO のAnis Uzzaman氏によるセッションが行なわれた。Uzzaman氏により、シリコンバレーで生まれ続けるスタートアップの活動、そこから読みとれるビジネスモデルのトレンドについて、多くの事例を交えて紹介された。これからビジネスを始めようと考えている、あるいは既にビジネスを始...
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2013/12/17
リーンスタートアップの導入は、「手順」ではなく「思考」の導入-スモールバッチとワンピースフロー
前回は、リーンスタートアップ導入でありがちな、「プロセス」と「メソッド」のジレンマをテーマに、熱心に新規事業に取り組む組織がなぜか陥る典型的なパターンを解説しました。今回は、リーンスタートアップの導入のキモとなる、「スモールバッチ」や「ワンピースフロー」という“思考”の導入に関して、解説します。
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2013/11/06
新規事業の「失敗パターン」と「ジレンマ」-プロセスを“目的化”させないリーンスタートアップ
2012年の日本語版出版を機会に認知が広がっている「リーンスタートアップ」。その本質を「プロセスコンサルタント」であり、実際に数々の企業への導入支援を行っているコンサルタントがお伝えする本連載。書籍を読んで頭では概念を理解していても、どのように導入を成功させ、事業の実績につなげていくことが出来るか分からない、というみなさんを対象にお送りします。第一回目の今回は、多くの方が導入に失敗する理由である「プロセス」と「メソッド」のジレンマがテーマです。熱心に新規事業に取り組む組織がなぜか陥る典型的なパ...
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2013/08/30
スタートアップから既存企業が学ぶこと
お金も時間も限られるなかで、「成功する事業」をつくりだすことがミッションであるスタートアップ。従来の「持続的イノベーション」が前提となった既存企業のマネジメントの常識が通用しないのが、スタートアップの活動の現場です。ただし既存の企業においても、商品も顧客も市場も存在しない領域で、「破壊的なイノベーション」を生み出すことが求められる現在、既存企業がスタートアップのマネジメント方法に学ぶことは多いはずです。20回目となった今回はそのあたりに焦点をあててみようと思います。今までの記事は、こちら。
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2013/08/21
開発者以外でも「いいプロダクトを作りたい」人に有効な「リーン+アジャイル」な開発とは?
アジャイルアカデミー(主催:翔泳社)では、アジャイル開発を組織に導入する為の5つの入り口を用意しています。それぞれ1日で完結し、開発者からマネージャまでそれぞれに合ったコースから始めて頂けます。そのうちの1つである「プロダクトオーナーのための製品開発」講座は、開発者以外の立場でシステム企画に携わるかたに向けて、アジャイルを疑似体験するなかで、売れるシステムの作り方を体感できるワークショップを提供しています。本日は、講師である角征典さんとアジャイルアカデミー学長・西村直人さんに講座への想いなどに...
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2012/12/21
ピボットすべきか先へ進むのか?その判断に必要な2つの重要コンセプト
今回は、新刊『スタートアップ・マニュアル』の3つの見どころの後編として、顧客発見ステップの重要なコンセプトである「製品と市場のフィット」と顧客実証ステップである「重要なメトリック」を解説し、最後に「顧客開発モデル」の原理原則について紹介します。(前編はこちら!)
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2012/12/06
新規事業立ち上げのバイブル『スタートアップ・マニュアル』の3つの見どころ
連続インタビュー『ビジネス・スタートアップと顧客開発モデル』で「顧客開発モデル」について解説させていただきました。今回は、私達が翻訳した新刊書籍『スタートアップ・マニュアル』について少しお話をしたいと思います。第1回は、『スタートアップ・マニュアル』の3つの見どころを紹介します。
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2012/11/13
既存企業での「顧客開発モデル」活用と応用例
前回は、エスノグラフィを活用してニーズ構造を発見する方法と日本企業での実践例、アーリーアダプターを効率良く見つけていくコツなどを解説いただきました。今回は、既存企業が新規事業開発で「顧客開発モデル」を活用する場合のポイントと注意点、「顧客開発モデル」のスタートアップ事業以外での活用方法、またその日本企業での実践例などを解説いただきます。
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2012/11/02
顧客発見ステップでのエスノグラフィー活用とアーリーアダプターへのアプローチ方法
前回の記事では、「ニーズが発生するメカニズム」の確認を行う際には、アーリー・アダプターにターゲットを絞ること、代替品では満足できない“切実な課題”があるかどうかを見極めることなどを解説いただきました。今回は、エスノグラフィを活用して「“切実な課題”があるかどうかというニーズ構造」を発見する方法、アーリーアダプターを効率良く見つけていくコツなどを解説いただきます。
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2012/10/19
企業内リーンスタートアップを妨げる既存事業の5つ常識
前回までのリーンスタートアップの基礎的な解説に続き、今回からは実際の現場で活用できる実践的な内容を解説します。リーンスタートアップのような新しい文化を組織に導入するためには、ある種のコツが必要です。導入を妨げる原因を失敗事例から学び、的確にレバレッジすることで、導入ハードルを軽減するのです。各パターンをご自身の組織に置き換えながらご一読下さい。
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2012/10/10
新規事業を成功させる「顧客開発モデル」で一番重要な最初のステップ(後編)
前回は、顧客発見ステップではまず仮説をドキュメント化するところからスタートし、「ニーズが発生するメカニズム」を確認することの重要性について解説いただきました。今回は、「ニーズが発生するメカニズム」の確認を行う際のコツやポイントなどについてお伺いします。
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2012/10/03
新規事業を成功させる「顧客開発モデル」で一番重要な最初のステップ(前編)
前回は、スタートアップ経営手法として注目されている「顧客開発モデル」をテーマに、スタートアップの定義、顧客開発モデルを構成する4つのステップの概論などについて解説いただきました。今回は、「顧客発見」ステップでの仮説構築のプロセスや顧客ヒアリングの手法などに関してお話を伺います。
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2012/09/28
リーンスタートアップ再入門(概要編)
今回から「リーンスタートアップ導入」に向けた内容を解説していきます。今回の「概要編」では、3分でリーンスタートアップ導入に向けた概要を理解し、今後の活動の大きな指針となるよう、リーンスタートアップの考え方をとてもシンプルに解説します。
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2012/09/20
スタートアップの定義と「顧客開発モデル」の4ステップ
書籍『リーン・スタートアップ』(エリック・リース著・日経BP社刊)のヒットで、スタートアップの経営手法が話題となっている。本インタビューでは、その手法の大本の考え方となっている書籍『アントレプレナーの教科書』(スティーブ・ブランク著・当社刊)の中核理論「顧客開発モデル」に関して、著者の弟子にして訳者の堤孝志氏と飯野将人氏に、顧客開発モデルの基本や、ポイントとなる部分を丁寧に解説頂いた。書籍では語られていない部分や、日本での事例も紹介頂き、今後当社より刊行予定のスティーブ・ブランク氏の最新邦訳書『...
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2012/09/14
リーンスタートアップ再入門(背景編)
科学的アプローチでベンチャーや既存企業での新規事業開発を実現するためのアプローチ、「リーンスタートアップ」が話題である。本連載では、特に企業内での新規事業開発に焦点を絞り、日本でのリーンスタートアップの第一人者でもあり、コンサルタントでもあるリーン・スタートアップ・ジャパン代表の和波俊久氏に、解説頂く。1回目となる今回は、リーンスタートアップとは何か?その隆盛の背景などを解説頂いた。
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2012/04/24
リーンスタートアップの潮流
昨年、6回連載でお送りした「アジャイルUXの潮流」では最新のUXのトレンドをご紹介しました。1年が経ちました。"ドッグイヤー"と言われるIT業界においては、当然のように新たな潮流が生まれています。そして、その潮流はIT業界にパラダイムシフトを引き起こすような大きなものとなりそうです。