「ESS REC」のUNIX/Linux OS用のエージェントは、これまでIBM AIX、Solaris、HP-UXといった商用UNIX、およびRed Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterpriseといった商用Linuxディストリビューションにのみ対応していたが、今回発表した最新バージョンから新たに商用ディストリビューションのOracle Linuxに対応するとともに、CentOS、UbuntuといったオープンソースLinuxにも対応した。
これにより、「ESS REC」の適用可能なシステムのバリエーションがさらに広がり、オープンソースLinuxを主体に利用することが多い、クラウド上のシステムなどにも適用することが可能になるという。
「ESS REC」のUNIX/Linux OS用エージェントは、UNIX/Linuxシステムの運用方法を考慮し、次のような特徴を備えている。
・サーバー上にインストールするエージェントプログラムが、SSH/Telnet等のリモートによる操作に加え、直接コンソールによる操作の記録も含めて取得することが可能。
・コマンドによる操作に加え、GUIを用いたデスクトップ上の操作をWindowsデスクトップと同じように動画として記録可能。
・取得した記録データは、「ESS REC」のWindows OSの操作を記録したデータと合わせて管理することが可能なので、Windows、UNIX/Linuxといったプラットフォームが混在したシステム環境下において、一元的な証跡管理を実現。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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