SUSE Linux Enterprise Serverは、ミッションクリティカルなシステム向けに開発されたLinuxベースのオープンソースOSになる。「SUSE Linux for SAP」は、SUSE Linux Enterpriseをベースに、SAP社のインメモリデータベースSAP HANAの稼働についてパフォーマンスの最適化や可用性などの機能が強化されたソリューションで、運用の自動化や障害時のダウンタイムの短縮化が図られている。
CTCの「CUVICmc2」は、パフォーマンスに対する保証、高いセキュリティ、実使用量に応じた従量課金が特徴の基幹系特化型クラウドサービス。今回のCSP契約により、「SUSE Linux for SAP」を月額課金型で提供ができることに加え、障害対応や対策を含めた一元的なサポート窓口を提供する。
CTCでは、「CUVICmc2」上でのSUSE Linuxを使ったSAP S/4HANAの構築と運用について既にサービス提供の実績があり、企業システムのさらなる安定稼働や、運用におけるコスト削減や業務の効率化を目的にCSP契約を締結したという。