働き方改革の施策の1つとして各企業がテレワークを推進しており、セキュリティを確保しながら場所に関係なく社内システムを利用できる仮想デスクトップ(Virtual Desktop Infrastructure:VDI)環境に注目が集まっている。Microsoft Windows7の延長サポートが2020年に終了することもあり、多くの企業がクライアント環境の刷新を検討しているという。
今回、CTCが提供するクラウド型デスクトップソリューションは、AWS上で稼働するクラウドベースのVDIソリューション「Amazon WorkSpaces」と Googleが開発したChrome OSを搭載したノートPC「Chromebook」を組み合わせたものになる。
Amazon Workspacesは、クラウドベースのVDIのため、アクセスする端末の増減に対して柔軟にリソースの追加や削除を行うことができ、投資の最適化につながるという。Chromebookは、Webでの利用に特化したPCで、VDIに適した軽量性やセキュリティを備えている。また、クラウドベースの管理コンソールから、 Chromebookのユーザー、デバイス、アプリケーションなどを管理することができ、テレワークでもセキュアな環境が実現できという。
CTCは、AWSプレミアコンサルティングパートナーとしてAWSの構築・運用サービス提供の経験を活かし、Amazon WorkSpacesについても構築から運用まで企業を支援する。また、マルチクラウド環境のシステムやVDIシステムの構築実績をもとに、他のクラウドサービスや企業内システムとの連携も行うとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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