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2016年度の人材管理市場、働き方改革への取り組みや新興ベンダーの躍進により前年度比30.2%増――ITR発表

 国内人材管理市場の2016年度の売上金額は41億円、前年度比30.2%増と大幅な伸びとなった。近年、企業の取り組むべき課題として脚光を浴びている働き方改革は、企業の人事評価にも大きな変革を促す原動力となっており、市場の高成長をもたらしている。

 また、従来の年功序列・終身雇用の日本型雇用制度の維持が難しくなっていることも市場活性化の一要因となっている。さらにカオナビやサイダス、あしたのチームなど、従来の人材管理とは一線を隔した製品・サービスが急速な伸びを示しており、市場の伸びに大きく貢献している。2017年度もこれらを背景に同39.5%増と引き続き高い伸びが見込まれる。

 人材管理市場をパッケージとSaaSの提供形態別で比較すると、SaaSでの導入が急速に増えており、パッケージ市場のCAGR(2016~2021年度)3.1%に対し、SaaSは同25.8%を予測している。

人材管理市場規模推移および予測:提供形態別

 ITRのプリンシパル・アナリストである浅利浩一氏は、「人材管理市場は、従来タレントマネジメントとして一連の機能を持つスイート製品を中心にその動向が注目されていましたが、自己申告、目標管理(MBO:Management by Objectives)などの特化した機能を提供するベンダーが大きく成長してきております。特に、多数の従業員の能力を組織の力に変えて伸ばしていきたい大企業と、限られた従業員の能力を最大限に活用したい中小企業で成長性が高くなっているのが特徴的です。この流れが、今後、中堅企業および準大企業へとどこまで広がっていくかが期待されます」とコメントしている。

 今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:人事・人材管理市場2018」に詳細を掲載している。レポートには、人事管理、給与管理、人材管理の全3分野を対象に、国内39ベンダーへの調査に基づいた2015~2016年度売上げ実績および2021年度までの売上げ予測を掲載している。

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