「PsafeVIEW」は、証明書暗号化PDF変換のためのサーバと、HTML5/JavaScriptベースのPDFビューアとで構成される製品。クライアントへのインストールは必要ない。
証明書暗号化されたPDFをWebブラウザ内でのみ閲覧することができ、閲覧を許可するWebサイトを限定したり、閲覧可能な有効期間を指定したりすることができる。閲覧可能条件を満たさない場合は、PDFがクライアントへ配信されないため、PDFファイルの不正利用を防止することができる。
■想定される利用ケース
- e-ラーニング:Web閲覧する独自教材の二次利用を防止
- 仕入れ、発注業務:取引先への見積仕様、発注仕様、製造図面の提示
- 設備管理業務:マニュアルや図面を外出先からタブレットで閲覧
- 高校、大学、予備校などの授業:独自の学習教材、問題集の閲覧/著作権者使用許諾範囲でのコンテンツ閲覧
- Windows 10導入:社内標準ブラウザをInternet ExplorerからChromeに切り替えたい
「PsafeVIEW」の特徴
1. クライアントソフト不要、マルチブラウザ対応
・情報漏えい防止に用いいられるソフトには、クライアントにインストールし、製品指定の動作環境で利用するものが多く、さまざまな環境への導入が難しい製品がある。しかし、「PsafeVIEW」はWebブラウザ内で動作する専用PDFビューアでドキュメントを閲覧するため、クライアントソフトをインストールせず、Internet Explorerだけでなく、Edge、Google Chrome、Safariなど主要な複数のWebブラウザに対応し、クライアントの動作環境を選ばない。
2. PDF標準以外の独自のセキュリティを実現
・PDF標準の印刷禁止、コピー禁止、編集禁止に加えて、ファイル閲覧の有効期限日の設定や、名前を付けて保存を禁止することができる。
・透かしに、“秘密”のスタンプ、会社名や社員IDなどを追加することができ、画面キャプチャ取得を抑止することができる。
・証明書暗号化によりPDFを閲覧できるサイトを制限し、クライアントへのファイルダウンロードを禁止することができる。
3. 利用シーンやWebシステムにあわせた導入パターンを提供
利用環境や利用シーンにあわせて選択でいるよう、3種類の製品を提供。
- 決まったセキュリティポリシーで公開、閲覧するWebサーバ向け:HGPscanServPlus PsafeVIEWオプション
- Webシステムと連携し、ユーザ毎にセキュリティ内容を変更できる:ファイルプロテクト for IIS PsafeVIEWオプション
- 自社パッケージ、Webシステムへの組み込みSDK:HGDDS PsafeVIEWオプション