横河レンタ・リースでは、2014年7月よりクライアントPCにデータを保存しないデータレスPCソリューション「Flex Work Place Passage」を提供しており、PCの持ち出しに伴う情報漏えいリスクを抑制し、リプレースや修理交換時のデータ移行、廃棄時のデータ消去といった運用負荷を軽減することで、ワークスタイル変革に欠かせないモバイルデバイスの利活用を促進してきたという。
今回提供開始する「Passage Drive」は、Windows搭載のPCにインストールさえ行えば、これまで情報システム担当者が行っていたAD連携やVPNの設定などの事前準備は不要でデータレス化を実現する。また、OneDrive for Businessのストレージ容量1TBを活用することで、これまでファイルサーバーの容量を気にしながら運用管理を行っていた情報システム担当者の運用負荷も低減するという。
ユーザーの利便性面では、iPhoneやiPad、androidなどのモバイル端末やタブレットなどOSや機種に依存することなくユーザー自身が使いたい端末でOneDrive for Businessへアクセスし、作業が可能になる。すでにOffice 365を導入している場合は、「Passage Drive」を活用することで、あらゆるデバイスから統合されたOfficeアプリケーション、クラウドサービスをシームレスに利用でき、Office 365の導入効果が最大限に高まり、従業員の生産性向上が期待できるとしている。
「Flex Work Place Passage」「Passage Drive」は、Windows搭載PCにおいて全てのデータを企業のファイルサーバー、クラウド上のストレージサービス、OneDrive for Businessに保存することで、セキュリティを担保しつつ、ユーザーの利便性・生産性を向上させるソリューション。データがPC上に残らないため、Windows 10への移行もスムーズに行うことができ、半年に一度行われる大型アップデートのトラブル低減にもつながる。