「ZiDOMA data」は、データストレージに保管したファイルの種類や更新日時、アクセス日時に関する傾向分析表示や最終更新日等の条件をもとに、使用頻度の低いファイル(コールドデータ)を別のストレージへ自動的に移行することができるソフトウェア。
今回のバージョンアップでは、NAS分析機能を大幅に強化し、分析対象ストレージ内の全てのディレクトリ階層を1度のタスク実行で情報取得できるようにした。全ての階層の分析情報を記録するため、ストレージ内の占有容量の大きいディレクトリやファイルを容易に絞り込むことができる。各ディレクトリ階層のデータは多彩なグラフ表示やリスト表示によって視覚的に把握しやすく、直感的に目的の情報へアクセスできるという。
製品の特徴と種類
・全てのファイルを自動管理
- ポリシーに応じて、自動的にストレージ間のデータ移行(コピー/移動)を実施。
- ファイル作成日時、ファイル更新日時、ファイルアクセス日時、ファイル所有者、ファイル名によるポリシー設定が可能。
- オブジェクトストレージに移行する場合でも、独自メタデータに属性を記録し、コピー/移動時にファイルとディレクトリのアクセス権やタイムスタンプ等の属性を維持することができる。
・基本機能
- ZiDOMA data A:分析
- ZiDOMA data N:分析、NAS間データ移行(移行後リンク生成可)
- ZiDOMA data S:分析、NAS間データ移行、Amazon S3データ移行(移行後リンク生成可)
・その他の機能
- レポート機能:ファイルサーバの使用状況を定期的にレポート出力することができる。
- 処理結果の履歴取得:分析処理/移行処理とも、実行結果は自動的に履歴として管理され過去の処理結果へ容易にアクセスできる。
- 分析/通知機能:分析処理や移行処理の完了をお知らせするメール通知機能や、分析結果を自動的にCSVファイルへエクスポートする機能を装備。