「Smart Cyber Security」は、通信事業者が提供する閉域のネットワークを利用することで、一般のインターネットを経由しないため、複数の拠点間における個人情報のような機密性の高いデータなどのやりとりが、インターネット上の脅威にさらされないという長所に加え、安定した回線速度を維持できる接続環境を特徴としている。
これにより、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのクラウドサービス基盤に対してもセキュアかつ安定したアクセスを保ち、効率的なクラウドソリューションの導入・運用が可能になるという。
富士ゼロックスは、2002年から提供しているセキュア・ネットワーク・アウトソーシングサービス「beat」を通じ、セキュリティーに対するさまざまな課題やニーズを抽出および分析しており、このサービスもこれらの課題に対応するとしている。
富士ゼロックスは、同社の価値提供戦略「Smart Work Innovation」を具現化するため、クラウド時代における新たなセキュリティー対策として、インターネット接続はもとより、モバイル通信やIoT機器など、さまざまな接続構成に柔軟に対応し、「Smart Cyber Security」を信頼性と安定性に優れた次世代のセキュリティーサービスとして拡張していくという。