今回リリースするCOBOL製品およびエンタープライズ製品の新バージョン4.0Jでは、コアビジネスのプロセスとテクノロジーのモダナイゼーションのために重要な3つの領域「アプリケーション」「プロセス」「インフラストラクチャー」において機能強化を図っているという。
・アプリケーションのモダナイゼーション支援
COBOL開発支援機能(EclipseおよびVisual Studio)、JCAサポート、デバッグ機能など、大規模マイグレーションプロジェクトの迅速な開発支援のための機能を強化。
・プロセスのモダナイゼーション支援
迅速な開発と運用をサポートするDevOpsのためのCIツールとの連携強化。
・インフラストラクチャーのモダナイゼーション支援
Dockerコンテナ対応による新たなハイブリッドITモデルでの柔軟な開発・運用のための機能を強化。開発・テスト工程ではトラブル発生時の開発環境の再構築や大規模開発における開発環境の展開を実現し、本番運用では検証済み実行環境から本番環境を構築することが可能に。また、最新プラットフォーム・データベースをサポート。
「Micro Focus Visual COBOL」は、高機能COBOLエディター、COBOL専用デバッガーを搭載したCOBOL統合開発環境製品。主要プラットフォーム(Windows、Linux、UNIX)の最新バージョンをサポートし、「Visual COBOL」に搭載されたJava環境や.NET環境でのCOBOLアプリケーション活用技術は最新技術環境へのモダナイゼーションを強力にサポートする。「Visual COBOL」の実行環境製品は「Micro Focus COBOL Server」と「Micro Focus COBOL Server for SOA」になる。
「Micro Focus Enterprise Developer」は、「Visual COBOL」の全機能に加えIBMメインフレーム上のCOBOL、PL/Iアプリケーションのリホスト機能を実装した上位製品。「Enterprise Developer」の実行環境製品は「Micro Focus Enterprise Server」。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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