今回、両社は戦略的パートナーシップを強化してメインフレームのキャパシティ運用管理領域でソリューションを提供するという。この領域においては、「限られたキャパシティの中での月額ライセンス料金(MLC)の抑制」「期待通りのサービス・レベル・アグリーメント(SLA)の達成」を両立させることが課題となっているという。
「CA DCI」は、メインフレームのワークロード・キャパシティの使用状況を継続的に分析し、キャパシティを必要なところへ必要な時に移動するという一連の管理業務を自動化するソリューション。また、キャパシティリソースの現状やチューニングポイントを見える化し、MLCや従量ライセンス料金を抑えるとともに、効率的なキャパシティ管理・運用を実現する。
「CA Dynamic Capacity Intelligence」の主な特徴は次のとおり。
・SLA(サービス品質保証)を意識した最適化:ミッションクリティカルなアプリケーション・デリバリと運用を継続的に最適化
・優先度の高いワークロードへのキャパシティ移動を自動化:LPAR(Logical PARtitioning)境界を越えて、自動的に使用可能なキャパシティを移動させることで実現
・ソフトウェアのコストの抑制と制御:ソフトウェア利用状況の見える化により、過剰コストの削減や適正な配分を実現