「K's EDRサービス」は、顧客企業のエンドポイント（従業員のPC）をケイズのセキュリティアナリストがリモートで監視するサービス。エンドポイントにインストールされた「RSA NetWitness Endpoint」を利用して監視し、マルウェアあるいは不審なプログラムやプロセスを検知、緊急時の初動対応を行う。
「K's EDRサービス」により、セキュリティ人材不足のために自社のIT部門でセキュリティ対策が困難な企業、官公庁、地方公共団体なども、管理負荷を高めることなく最新技術による対策が可能となるという。
特に、昨今のマルウェアは通信の暗号化によって、従来のウィルス対策やファイヤーウォール等のセキュリティ対策では発見が難しくなってきている。末端となるエンドポイント端末やサーバでの監視による侵入を前提としたセキュリティ対策を実施することは、安定した事業継続のためにも必要だという。
今回の提携により、RSAはケイズの西日本における幅広い販売ネットワークを活用し、企業規模に関わらず製品を提供できるようになる。ケイズは、「RSA Netwitness Endpoint」を採用することで、グローバルの先端技術をサービスに取り入れることができる。
また将来は、「RSA NetWitness Logs」「RSA NetWitness Network」を活用したログとパケットの監視拡充を視野に入れ、一層のサービスの充実を図るという。
