ALSIは、2008年よりクラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」の販売を開始し、社外持ち出しPCやスマートデバイスを通じて社外でインターネットを利用する際の、情報漏洩や私的利用を防止することで、時間・場所・デバイスに縛られない、安全なインターネット利用環境を提供してきたという。
今回、販売を開始する新バージョン「InterSafe CATS Ver. 5.0」では、フィルタリングカテゴリを増強・細分化し、運用の柔軟性を高めることで、マルチデバイス・マルチプレイスにおける、より安全なインターネット利用環境を提供するとしている。
■バージョンアップの概要
新バージョンでは、これまで77カテゴリであったフィルタリングカテゴリを、国内Webフィルタリングソフト最大クラスとなる148カテゴリへと大幅に増強。高い網羅率により、一層の細かなアクセスマネジメントや、標的型攻撃対策、またホワイトリストによる運用が可能になる。
「InterSafe CATS」は、近年一般化し増加しているHTTPSサイトにも完全対応しており、HTTPSによる暗号化通信上での情報漏洩・セキュリティ対策への備えとしても有効だという。
また、「InterSafe CATS」は、ポリシー設定からアクセス規制、ログ管理に至るまで全てクラウド上で行うため、大がかりな設備投資が不要で容易な導入・運用が可能。いつでもどこでも、確実にWebアクセスを管理し、社内のネットワークに接続していない持ち出し端末や、マルチデバイス(Windows、iOS、Android)に対応し、組織内外のWebアクセスを一元管理する。
なお、「InterSafe CATS」と併せ、企業向けWi-FiセキュリティVPNサービス「Wi-Fi Security for Business」を利用することで、カフェや空港、駅、ホテルなどにおける、フリーWi-Fi(公衆無線LAN)を介した通信環境下においても、安全な通信利用が可能になる。
これは総務省が策定したセキュリティガイドラインに明記された、「フィルタリング等を用いてテレワーク勤務者が危険なサイトにアクセスしないようにする」 「フリーWi-Fiなどの無線LANの脆弱性対策」に対応したソリューションになる。テレワーク環境でもセキュリティを担保しつつ、ビジネススピードの向上を実現するという。