発表されたのは、次の3つのセキュリティサービスになる。
1. クラウド内部のセキュリティリスクを可視化する「クラウドガバナンスサービス」
情報漏えいにつながる設定の不備、各種の業界コンプライアンス基準とのギャップ、利用者の不審な振る舞い等のセキュリティリスクを可視化することで、クラウド内部のガバナンスを強化。複数のクラウドを同時に管理下に置くことが可能で、一元的な強化を実現。
2. クラウドへの外部からの攻撃を常時監視する「MSS for Cloud」
クラウドに設置した次世代型仮想ファイアウォールを常時監視することで、サイバー攻撃やマルウェア感染端末の通信を検出して遮断。複数のクラウドに対して、同一セキュリティポリシーによる境界監視を実現。
3. 利用者がクラウドへ安全に接続可能にする「MSS for GPCS」
拠点からクラウドへの直接接続(ローカルブレイクアウト)を安全にするクラウド型ファイアウォールを常時監視することで、セキュリティインシデントを迅速に検出。複数のクラウドへの多様なアクセス経路に対して、同一セキュリティポリシーを適用。
ネットワンシステムズは、ネットワーク技術をコアとして、オンプレミス環境の整備からクラウドの活用推進まで支援している。今回のセキュリティサービスを既存ソリューションに融合することで、分散したセキュリティ制御ポイントにおける一元的な脅威の可視化・制御を実現するとしている。