このソリューションは、米国UiPath社のRPAソフトウェア「UiPath」と日立製作所の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」を組み合わせ、CTCが連携プログラムを独自開発してパッケージ化したもの。一部作業のRPA化から、業務システムと連動した大規模なRPAの導入に対応しする。
「RPAplus」は、統合システム運用管理ソフトウェアの最新版であるJP1 Version 12で新たに搭載されたRPA連携機能を活用して、RPAソフトウェアのUiPathについて効率的な運用とガバナンス強化のための一元的な自動化基盤を提供するもの。
JP1のスケジュール機能を使った詳細なスケジューリングや、ジョブの予定と実績の一覧表示を含めた予実管理、ジョブの実行に基づくログ管理など、RPAについての管理業務を効率化するという。
JP1のジョブネット機能を使用すれば複数のRPAロボットを連携させて1つのジョブとして実行することもでき、より複雑な条件下や状況に応じた適切な処理、異常終了時のリカバリーも可能になるとしている。
また、UiPathと連携していることで、従来JP1の管理対象とならなかったGUI操作を含む定型作業の自動化もできるため、既にJP1を活用している企業では更なるシステム管理・運用業務の効率化を図ることができる。
CTCは、日立製作所との長年のパートナーシップのもと、大規模なシステムでの導入を含めJP1の豊富な提供実績があるという。2017年から提供を開始しているUiPathについても、対象業務の選定・導入効果試算を行うコンサルティングから、システム構築・運用、既存システムとの連携までトータルなサポートを提供している。
今回、JP1およびUiPathで培った、システムや業務の自動化におけるノウハウをベースに連携するプログラムを開発したという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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